日本では「歩きスマホ」なる言葉まで考案して前方不注意な歩行者に警告する一方、中国の重慶市には「スマホ歩き」専用歩道が出現しました。
地元紙やCNNなどの報道によれば、スマホ歩き専用歩道 / 手机人行道 / Mobile Phone Sidewalk が設置されたのは中国の重慶市。地元で外国人(観光客)通りと呼ばれる交通量の多い道の歩道を二分して、片方は携帯電話の使用を禁止し、もう片方は自己責任で「スマホ歩き」を許可しています。
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禁止側と許可側はただ白線で分割しているだけで、そのうえ許可側はさらに狭い2レーン一方通行になっており、どうみても危険は減りそうにありません。
しかし設置の目的はいわゆる「歩きスマホ」による事故を解決することよりも、むしろ不注意な歩行者に危険を自覚させるため。禁止側はもちろん禁止として、「スマホ歩き」側であっても自己責任になると看板で脅して躊躇させる狙いのようです。
「スマホ歩き」専用歩道の長さは約50mほど。写真を見るかぎり、通行人はスマホに気を取られて看板は見ていないようです。
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[Image credit: News.cn]
SOURCE: News QQ
(2014年9月16日「Engadget日本版」より転載)