日本には「金持ちは喧嘩せず」ということわざがあるが、超大金持ちのドナルド・トランプと、同じく巨万の富を得ているアマゾンのCEO、ジェフ・ベゾスがTwitter上でノーガードの罵り合いを展開し話題になっている。
最初に口火を切ったのは失言大王トランプ。「ベゾスが買収したワシントン・ポストって単なる税金逃れの為だろ」といきなり斬りかかり、「赤字垂れ流し新聞のワシントン・ポストは、アマゾンの税金のシェルターに使われるにすぎない」、さらに「アマゾンがちゃんと税金払った株価暴落で、株も紙くず同然だろ!」とあおっていくスタイル。要は、ベゾスが2013年に買収したワシントン・ポスト紙はアマゾンの税金対策に利用されている、と内角低めをえぐるというよりは頭部を露骨に狙ったビーンボールのような投稿だ。
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これに返信したベゾスのツイートはより過激だ。「トランプが俺に斬りかかって来た。ブルーオリジンに席を用意しとくよ」。要は「俺んとこのロケットで宇宙に飛ばしてやるか」という、さらりと熱いレスポンス。もはやそこら中で喧嘩をしかけては、炎上だけで大統領選を戦おうとしているブレーキが壊れたダンプカー、ドナルド・トランプを止めるには宇宙に飛ばすしかないかもしれない。
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(2015年12月24日 Engadget日本版「「ロケットで宇宙に飛ばしてやろうか?」アマゾンCEO ジェフ・ベゾスVS 炎上大富豪ドナルド・トランプがTwitterで繰り広げられる」より転載)
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