ニコニコ超会議:超ドローンを使ったUFOキャッチャーをやってみた!

さまざまなブースが並ぶなか、ドローンを使ってUFOキャッチャーが楽しめる『超ドローン』ブースを体験してきました。

幕張メッセの全ホールをジャックして、4月29~30日の2日間にわたって開催中の『ニコニコ超会議2016』。さまざまなブースが並ぶなか、ドローンを使ってUFOキャッチャーが楽しめる『超ドローン』ブースを体験してきました。

これは、ドローンにつり下げたアームを使って、UFOキャッチャーよろしくビニール袋に入った景品をキャッチし、手前のカゴに入れるというゲーム。

昨今のドローンブームもあって待ち時間は90分とボードに書かれていましたが・・・あっさり40分ほどで順番が回って来ちゃいました。どうやらひとりあたりの制限時間は3分ですが、上手な人だと30秒~1分ほどで終了しちゃう模様。

待っている間に渡される説明書で操作を確認。フムフム、操作方法は右スロットルが上昇下降のモード1を少しカスタムしたものですね。初心者にも簡単にゲームを楽しんでもらおうという配慮が伺えます。

そして使用するドローンは、室内でも抜群の安定性を誇るDJI社のPhantom3です。

ですが、コントローラーは付属のものを何故か黒い箱で囲んでいます。実はコレ、スロットルを大きく動かせないようにする工夫とのこと。こうすることによって、スロットルを大きく動かしがちな初心者でも安定したドローン操作ができるようになるのだとか。

この"ドローンUFOキャッチャー"の様子は、株式会社Drone Games代表取締役の黒田潤一さんとドローン芸人の谷+1。さんが実況してニコニコ動画で生放送されていたので、若干の緊張を憶えつつも50秒ほどであっさり景品をゲット!

とはいえ、特別にオレが上手いという訳ではなく、待っている約40分の間に体験していた約15名の参加者のほとんどが成功していました。ちなみにそのほとんどがドローン初体験だそうです。

この成功率の高さの秘密を、超ドローン企画協力者のひとり、黒田氏(写真左)に聞いたところ・・・。

「最初は3Dプリンターでつくったクレーンゲームのようなアームを、業務用の大型ドローンに装着した機体をつくったのですが、初心者の方に遊んでいただくには難易度が高すぎました」

「なので、コンシュマー機のPhantom3に特製のかぎ爪をつり下げるという単純な方法にしたんです」とのこと。なるほど、かぎ爪に付いた多くの鋭い突起が、景品の入ったビニール袋にうまくひっかかることで、多少位置がズレても簡単に景品を引き上げることが出来るということですか!

使用者のモラルの低さによる墜落事故の報道などで、日本では悪評が先行しているドローンですが、その可能性から様々な分野での応用が期待されている新技術でもあります。そして何より、ドローン操作は本当に楽しい!なので興味がある方は、是非この機会に体験(無料)してみるコトをオススメします。

ニコニコ超会議2016は4月30日も幕張メッセで開催中!13:40からはキャプテン・アメリカとアイアンマンも超ドローンブースに現われるようですよ!

あ、そうそう。言い忘れましたが、景品袋の中身はうまい棒でした。(笑)

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