うわさは本当でした。英国の偉大なロックバンド「ザ・ビートルズ」が、12月24日より音楽ストリーミングサービスで全作品の配信を開始しました。主要な音楽ストリーミングサービスに加入しているユーザーにとっては大きなクリスマスプレゼントと言えそうです。
ザ・ビートルズの楽曲を配信しはじめたのは Apple Music、Google Play Music、Amazon Prime Music。日本以外では Deezer、Microsoft Groove、Rhapsody、Spotify、Slacker、Tidal など。無料ユーザーであっても全作品、すべてリマスター音源を再生可能です。一方、残念ながら国産サービスのLINE MUSIC、AWA などは、記事執筆時点では配信していません。
よく音楽を聴く人ならば、犬が散歩中に棒に当たるよりはるかに高い確率で遭遇するのがザ・ビートルズ。ラジオなどでもたびたび特集が組まれるポピュラーミュージック界の最終ボスキャラだけに、もしかするとどれもこれも聴いたことのある曲ばかりかもしれません。
ただ望まなくとも耳にする機会が多いために、かえってアルバムを通して聴いたことがないという人も多そうです。たとえばアルバム全体を架空のバンドのコンサートに見立てた『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』などは、改めてそのコンセプトを念頭に全体を通して聴くことで、意外な発見もあるかもしれません。
ちなみに、73歳になったいまも元気に活躍するポールマッカートニー はツイッターで「ビートルズが世界中で活動を始めたよ」とストリーミング開始を告知しています。
(2015年12月24日 Engadget日本版「ザ・ビートルズ、Apple Musicなど9つの音楽ストリーミングで全作品を配信開始。ただし国内勢を除く」より転載)
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