29歳女性が年齢を偽り高校に入学。偽造文書提出で逮捕される

警察は「容疑者は偽の出生証明書を提出して、未成年の高校生として入学するつもりだった」と説明している。

アメリカ・ニュージャージー州で、年齢を偽って高校に入学した人物が逮捕された。

警察はヘジョン・シン容疑者について、偽造した出生証明書を提出してニューブランズウィック高校に入学したと説明している。

Googleマップストリートビューで表示されるニューブランズウィック高校
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ニューブランズウィック教育委員会のオーブリー・ジョンソン教育長は、1月24日に開かれた会議で事件について事件について報告し、容疑者について「4日間授業に出席したものの、ほとんどの時間を指導カウンセラーと過ごした」と説明した。

ジョンソン氏によると、偽造文書を提出したことが発覚した後、教育委員会はシン容疑者にニューブランズウィック学区の所有地への立ち入りを禁じ、警察に通報した。

さらに、シン容疑者と接触した学生に「二度と連絡しないよう求めた」と述べた。

ニューブランズウィック警察は、身元や年齢を偽るために作成した政府文書を提出した罪で、シン容疑者を26日に逮捕した。警察は「容疑者は偽の出生証明書を提出して、未成年の高校生として入学するつもりだった」とABCに説明している。

年齢を詐称した人物が入学したことを知ったニューブランズウィック高校の生徒たちは、不安や怒りを感じている。

ある男子生徒は、シン容疑者が複数の生徒にメッセージを送り特定の場所に来るよう誘った、と地元メディアのニューブランズウィック・トゥデイに話している。

また、シン容疑者と同じクラスだったある女子生徒は、早く馴染めるよう教室に案内し、連絡先を教えたが「利用されたと感じている」と訴えた。

「29歳の女性だったと知って、学校は安全なのかと疑問を持つようになりました」

「昨日の夜、彼女から連絡があり元気かと聞かれました。メッセージを見てすぐに番号をブロックし、その後2時間は眠れませんでした」

ハフポストUS版の記事を翻訳しました。

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