アートとカルチャー
2020年12月11日 10時02分 JST

バンクシーの新作は「ハクション!」。おばあちゃんのくしゃみで家が傾いた?

「イギリスで最も急坂な住宅地」に出現。マスクを付けない人々への警鐘か?

Instragram/banksy
バンクシーの新作(公式Instagramより)

ストリート・アーティストのバンクシーは12月10日、「Aachoo!!」とキャプションをつけた3枚の写真を投稿した。

 

■「イギリスで最も急坂な住宅地」に出現

 「Aachoo!!」(アチュー)は、英語でのくしゃみの擬声語。日本語では「ハクション」に当たる。おばあちゃんがくしゃみをして入れ歯を飛ばしている姿が描かれている。背景にある住宅は急坂のため、道路に対して傾いているが、目の錯覚で家がくしゃみの衝撃で傾いているかのように見えるという趣向になっている。 

ガーディアンによると、この絵が描かれたのは、バンクシーの故郷であるイギリスの港湾都市ブリストル。10日の朝に、絵を覆っていたカバーが外された。

この絵が描かれたヴェール・ストリートは、22度の傾斜があるイギリスで最も急坂な住宅地であり、毎年、復活祭の日には卵転がし大会が開かれているという。

  

■マスクを付けない人々への警鐘か?

 今回の絵と、新型コロナウイルスの感染拡大との関連は不明だ。しかし、バンクシーは7月にもロンドンの地下鉄にも、ねずみがくしゃみをし飛沫が拡散する様子を描き、「マスクをせよ、さらば与えられん」として動画をInstagramにアップしていた。 

今回の絵もマスクをつけないことで、ウイルスを飛散されることへの警鐘だった可能性もある。