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チベット仏教の最高指導者であるダライ・ラマが4月10日、自分の唇にキスするように少年に呼びかけたり、舌を吸うよう求めたりした行為について謝罪した。
ダライ・ラマの公式ウェブサイトは声明で「少年がダライ・ラマにハグしていいか尋ねる動画が拡散しています。ダライ・ラマは少年と家族、世界中の彼の友人に、彼の言葉が与えた苦痛を謝罪します」とコメントした。
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また「ダライ・ラマはカメラの前や公共の場所でも、無邪気な方法で人々をからかうことがよくあります。彼は自身の行動を後悔しています」とも述べている。
AP通信によると、問題になった行動は2月、インドのダラムサラにある自身の居住地に隣接する寺院で、ダライ・ラマが聴衆からの質問に答えている時に起きた。
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参加したのはインドの大学を卒業した学生たちとM3M財団のメンバーで、そのうちの一人の少年が、ダライ・ラマにハグしていいかを尋ねたという。
NPRによると、ダライ・ラマは自分が座っている場所に少年を招き、自分の頬を指差して「最初はここに」と伝えた。
少年が頬にキスをした後に、ダライ・ラマはハグをし、その後に自分の唇を指さしてキスするように伝えた。さらに「私の舌を吸いなさい」と言い、舌を突き出した。
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⏩ダライ・ラマがキスを求め「私の舌を吸いなさい」という動画は、リンク先に。
この時の様子を撮影した動画がSNSで拡散し、ダライ・ラマの行為は不適切で不快だ、などの批判が投稿されていた。