大手電力7社が電気料金を値上げして2か月たった。
エアコンが必須な夏本番を迎え、どの程度の人が電気代値上げの影響を感じているのだろうか。
また、電気代が上がった家庭では、どれくらい負担が増えたのだろうか。
86%が値上げの影響を感じる
パナソニックは7月18〜21日、20〜60歳代の男女550人にインターネット調査を実施。
その結果、「今年の夏、電気代値上げの影響を感じていますか?」という問いに、86%が「感じている」と回答した。
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さらに、今年の夏の電気代が昨年夏より高くなったと答えたのは77%に上った。
そのうち、「かなり高くなった」と答えたのは34%だった。
どれくらい電気代が上がった?
では、電気代はどれくらい上がったのか。
単身世帯(54人)に「直近月の電気代は昨年同月と比べてどれくらい上がったか」を聞いたところ、「2000円未満」が54%、「2000円以上5000円未満」が41%、「1万円以上」が2%などだった。
一方、複数世帯(345人)では、「2000円未満」が26%、「2000円以上5000円未満」が41%、「5000円以上1万円未満」が17%、「1万円以上」が6%などだった。
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なお、「今年の夏、節電に取り組んでいるか」という質問には、73%が取り組んでいると回答したが、61%が節電の「効果がない」や「わからない」と答えていた。
パナソニックは、エアコンと扇風機を併用して部屋中に冷気を循環させたり、窓から入ってくる日光をカーテンで遮ったりすることで、電気代を節約できるとしている。
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また、室外機の周辺温度を下げることができれば、消費電力を減らすことができるといい、空気の流れを遮らない「すだれ」などを立てかけ、影をつくることも勧めている。