後半の終了間際、PKからの悔しい失点が決勝点になった。
6月25日(日本時間26日)に開かれた、FIFA女子ワールドカップ・フランス大会決勝トーナメント1回戦で、日本はオランダに1-2で敗れた。
世界ランキングは、日本が7位でオランダは8位。日本の方が1つ上だが、2017年の欧州女子選手権で優勝したオランダは今大会の1次リーグを3連勝で勝ち上がっており、手強い相手と見られていた。
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前半、同点で折り返す
前半17分に、オランダのマルテンス選手にコーナーキックからゴールを決められ0-1と先制された日本。
しかし前半終了間際の43分、長谷川選手のゴールで1−1の同点に追いついた。
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後半、終了間際のPKが決勝点に…
後半は日本がチャンスを作る場面が多かったが、ゴールを決められないまま後半43分、オランダのミーデマ選手が蹴ったシュートが熊谷選手の手に当たったとの判定で、オランダがペナルティーキックを獲得。
このペナルティーキックをマルテンス選手が決めて、オランダが1-2と勝ち越した。
その後、両チーム得点のないまま日本は1-2で敗退。2011年ワールドカップ以来の優勝を目指していた日本だったが、ベスト16で敗退した。
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試合後のインタビューで、高倉麻子監督は「身体的な部分や技術的な部分、勝負強さがまだ足りなかった」と今大会で感じた課題を挙げつつ、「非常に残念だが、下を向くことなく来年に向かって立ち上がって行きたい」と来年の東京オリンピック、そして4年後のワールドカップに向けての抱負を語った。
フランスで悔し涙を流したなでしこジャパンのメンバーたち。しかしまたここから、次に向けて新たな闘いが始まる。
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