2020年06月30日 08時52分 JST | 更新 2020年07月03日 15時09分 JST

LGBTとは?SOGIハラって?「今更聞けない」に答えるオススメ本を紹介

「こんなこと聞いたら恥ずかしいかな」「怒られたりしないかな..」に一つ一つ、丁寧に答えます。

Nuthawut Somsuk via Getty Images
ほんの少しの「知る努力」が、多くの人の助けになるかもしれません。

企業や学校でも、「LGBTQ+」の理解を深めることや「SOGIハラ」対策が進んでおり、そういった取り組みの有無が、進学や就職活動の基準の一つにもなっています。 

しかし、「LGBTの意味はなんとなく知ってるけれど、実際に職場や教室に当事者がいたらどうすればいいんだろう?」「SOGIハラってなに?どんなものが当てはまるんだろう?」と疑問に思っている人も多いのではないでしょうか?

そして、学ぼうにも、知識不足ゆえの言動で誰かを傷つけてしまう不安を感じてしまうこともありますよね。

そこで今回は、そういった「今更聞けない」や「こういう場合はこうしよう」を分かりやすく教えてくれる本を厳選して紹介します。

漫画やイラスト付きのものや、当事者目線にこだわったものなど、自宅はもちろん、教室やオフィスに置いておきたいものばかりです。

「これが聞きたかった!」がたくさん

ジェンダーについて大学生が真剣に考えてみた あなたがあなたらしくいられるための29問

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「こんなこと聞いたら恥ずかしいかな..怒られたりしないかな..」に一つ一つ、丁寧に答えてくれる一冊。

「『ホモ』『レズ』って呼び方はダメなの?」

「女性車両って男性差別じゃない?」

...などなど、まさに第一歩を踏み出すのにオススメです。

よく聞くけれど、あまり理解されていないことの多いことや、よくある誤解、これからの課題まで、身近な例を取り上げながら分野ごとに分けて説明してくれているので、少しずつ読み進めるのにも便利な一冊です。

楽しく学べるポップな一冊

13歳から知っておきたいLGBT+

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「セクシュアル・マイノリティ」と一口に言っても、その中には「自分のセクシュアリティが分からない」「自分はどんな風に自分の性を表現したいんだろう?」と悩んでいる人も沢山います。

カラフルな図やキャラクターによる解説も多く載っていて、難しい印象を受ける人も多い「アイデンティティ」としてのセクシュアリティやジェンダーについて、絵本のような読みやすさで説明してくれる一冊です。

色々な性を持つ人たちへのインタビューも盛り沢山で、基礎知識の理解はもちろん、「もっと性は自由で良いんだ」となんだか楽しい気分になれます。

「多様性にオープンな職場や教室を整えたいけど、そもそも何に注意したらいいの?」

はじめよう!SOGIハラのない学校・職場づくり 性の多様性に関するいじめ・ハラスメントをなくすために

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性的指向(性的に惹かれる対象)や性自認(自分の性別をどう定義するか)に伴う、職場や学校でのハラスメントやいじめ。

「素敵な環境を作りたい」「当事者を理解したい」

そうは思っていても、どこでどのような言動が、密かにハラスメントになっているかを理解するには、最低限の知識が必要です。

「LGBTQ+とSOGIの違いって?」というところから丁寧に解説してくれているので、知識が全くない状態からでも、しっかり理解できる作りになっています。

「若者に伝えたい性の知識」も一緒に学べる心強い一冊

LGBTQってなに? セクシュアル・マイノリティのためのハンドブック

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基本用語や知識のカバーはもちろん、性教育やLGBTQの若者が経験しやすい事例もまとめた一冊。

「自分のセクシュアリティに関して、周囲に心ない言葉を言われたらこんな風に返してみよう!」

「デート相手からのセックスを断るのは失礼なんかじゃないよ」

などなど、精神的にも色々なことに敏感になる年齢だからこそ、丁寧に学びたい「性に関する悩み」に答えてくれます。

「当事者を取り巻く問題を理解する」「性に関する正しい知識を得る」という二つの目的で、大いに頼れる一冊です。

「これが知りたかった!」をピンポイントで教えてくれる。

はじめて学ぶLGBT 基礎からトレンドまで

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漫画やイラストもついた読みやすい一冊。

基礎知識や用語解説はもちろん、制度や法律にも触れていて、情報量もかなり心強いです。

目次も細分化されているので「これが知りたい!」というところをピンポイントで開けるのもうれしいところ。

「教育現場での支援はどうなってるの?」「カミングアウトされたらどう反応すればいいんだろう?」

そういった疑問にも「一緒に考えてみましょう」と丁寧に手を差し伸べてくれます。

「同性カップルはどんなことに困ってる?」に弁護士の当事者が答えます。

同性婚 私たち弁護士夫夫です (祥伝社新書)

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同性婚が法律で認められていない日本。法律や制度について、少しでも知っておくと「当事者が困っていること」が見えてくるもの

弁護士で同性のパートナーを持つ著者が、一人の当事者として、一人の弁護士として、多角的な視点から同性婚について綴っています。

第二章の「同性愛者からの法律相談」では、「同性カップルはこういう問題に直面し得るのか」という気づきが特に多く、当事者をサポートするにあたって一度は読んでおきたい一冊です。 

まとめ

LGBTQ+やSOGIについて学ぶことは、今や企業や学校が過ごしやすい環境を作るための「スタンダード」になりつつあります。

これを機に、少しずつでも学んでみてくださいね。知ることが、周りの「誰か」にとって、大きな助けになるかもしれません。

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