プロ野球・千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手が6月11日、広島戦に先発し、5回にプロ野球日本人最速タイとなる165キロの直球を投げ込んだ。
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試合が行われた本拠地「ZOZOマリンスタジアム」(千葉)はその瞬間、大歓声に包まれたが、その下に表示された“ある乗り物”の最速スピードにも注目が集まった。
165キロの直球に球場がどよめいた
佐々木投手は6月11日の広島戦で、7回を5安打2失点、10奪三振と好投し、今季5勝目を挙げた。
豪速球に球場がどよめいたのは、5回2死満塁とピンチの場面。セットポジションから広島・羽月隆太郎選手に投じた直球が165キロを計測した。
バックスクリーンに設置された電光掲示板に「NPB日本人記録最速タイ165」と表示されると、球場内は「おおー!」という歓声が響き渡った。
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ここでもう一つ注目されたのは、その下に表示されたある乗り物の最速スピード。
「165」の下に、「最速160キロ 京成スカイライナー」と表示されたのだ。
スカイライナーとは、京成電鉄(千葉)が運行する空港特急で、スピードは在来線最速の時速160キロ。
日暮里駅(東京)から空港第2ビル駅までを最短36分で結んでいる。
パ・リーグ公式動画配信サービス「パーソル パ・リーグTV【公式】」がこの様子を投稿すると、「ちゃっかりスカイライナー超えとる笑」や「スカイライナーより速いやないか」といった反響が集まった。
京成電鉄とロッテは「160km/h プロジェクト」を実施しており、佐々木投手が先発して160キロ以上の球を投げた際、来場者プレゼント企画とスカイライナーオリジナルビジョン演出をしている。
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なお、YouTube上には、「あまりの速さに大興奮!」や「もう新幹線でいいよ」などと、京成スカイライナーの速さを伝える動画さまざまアップされている。