カンガルーと暮らしていた羊、5年ぶりに捕獲される。毛を刈ったら12キロもあった

「カンガルーの友人たちは、よく世話をしてくれていたようです」

オーストラリア・メルボルンで、カンガルーの群れと暮らしていた羊が保護され、体を厚く覆っていた毛を刈られた。

ビクトリア州を拠点にする動物保護団体フォーエバー・フレンズ・アニマル・レスキュー(FFAR)によると、この羊シュガーは、5年前に農場から逃げ出し、行方がわからなくなっていた。

水道システム会社メルボルン・ウォーターのジョージア・ダンカンさんは、約6カ月前に、貯水池近くでカンガルーたちと一緒にいるシュガーを発見し、綿密な捕獲計画を立てたという。

ダンカンさんは「すべての動物の安全を守り、コミュニティの野生動物を保護することは重要です。行き場のない羊を救出するため、すぐにボランティアチームが行動を開始しました」と語っている

獣医のボランティア団体などの助けも得てシュガーは無事に保護され、FFARの保護施設に連れてこられた。5年の失踪期間中にかなり毛が伸びており、施設スタッフが毛刈りをしたところ、羊毛は重さ12.6キロにもなったという。

FFARやのメルボルン・ウォーターのSNSには、刈った羊毛を3人がかりで掲げる様子や、モコモコから涼しげな姿になったシュガーの動画や写真が投稿されている。

シュガーは健康状態に問題がないと確認された後は、ダンカンさんに引き取られるという。

写真のシュガーは元気そうで、FFARは「カンガルーの友人たちは、よく世話をしてくれていたようです」とコメントしている。