ウクライナのアニメ映画『ストールンプリンセス:キーウの王女とルスラン』の国内公開日が9月22日に決まり、日本語吹替版のメインキャストも発表された。
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主人公ルスランを演じるのは、人気ボーイズグループ「INI」のメンバーである髙塚大夢さん。声優初挑戦だという。
■「ほぼ全財産」をはたいて配給権を獲得。クラファンで資金調達していた
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この映画をめぐっては、映画業界に勤めていた粉川なつみさんが「ロシアの侵攻に苦しむウクライナの人々を勇気付けたい」という思いから、「ほぼ全財産」をはたいて日本配給権を獲得。個人で配給会社を立ち上げた。全国規模の劇場公開と日本語吹替版の制作のために実施したクラウドファンディングでは、約700人か賛同を得て約950万円の資金が集まった。
王女ミラを演じる高橋さんは、ウクライナ発のアニメに触れるのが初めてだったという。当初は不安もあったが「海を超えてやってきたエンターテインメントに胸が温かくなりました」とメッセージを寄せている。
■高橋李依さんのコメント全文
「日本初上陸ということで、私自身、ウクライナのアニメーションに触れるのは初めてでした。
一体どんな作品なのか……、難しい物語だったりするのかな……なんて思いも束の間。登場人物たちの豊かな表情、丁寧で細かい演出、見た人を楽しませる展開づくり……!今作に込められたアニメーションへの熱量をダイレクトに受け取り、難しく考える必要なんてなかったんだなと。海を越えてやって来たエンターテインメントに胸が温かくなりました。
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普段からアニメを嗜む方や、お子様連れのファミリー、そしてこのコメントをご覧になった皆さまを筆頭に、ぜひお気軽に劇場へと足を運んでいただけたら幸いです!この作品から溢れるエネルギーが、たくさんの方に届くことを願っています」