冷蔵庫の残り物が大活躍。工夫次第でおいしく、簡単、楽しいメニューに

どうせ食べるなら、おいしく、楽しく食べたい「残り物」たち。ご紹介するアレンジ方法を参考に、「一期一会の料理」にチャレンジしてみては?

自炊生活ではなかなか避けて通れない「残り物」たち。作りすぎたおかず、少し時間がたった常備菜、ちょっと多かったみそ汁。冷蔵庫の中から「いつ食べてくれるんですか〜」とささやかれているような気がしてなりません。でも「残り物だな…」と思いながら食べると、なんだかサミシイ気持ちになるのは私だけでしょうか。

どうせ食べるなら、おいしく、楽しく食べたい。誰にでもそういう気持ちはあると思います。私は毎食違うものを食べたいわがままな人間なので、ちょっと手を加えて新鮮な気持ちで食べるのが好きです。残り物をお題だと思って、どうやって楽しく食べられるかを考えたアレンジ方法をご紹介したいと思います。

汁物はどんな残り物も受け入れる

変な形に切ってしまった冷凍庫サラミと、シワシワになりつつある人参をなんとかせんとと思い、ポトフにしました。ストウブ鍋に大ぶりに切った野菜とサラミをそのまま入れて、ひたひたまで水を注いで火にかける。沸いたらコンソメと塩を入れて弱火で30分。

食べてしまいたいけど味に飽きたキムチ。塩麹に漬けておいた鶏もも肉を2つほど小さく刻んで、キムチチゲ的なスープ。味は塩だけ。

インスタントラーメンの汁がおいしかったので残しておき、キャベツと試作用の中途半端に残ったひき肉を入れてさっと煮ました。ちゃんこ鍋みたいな味!

えのきのサンラータンは、黒酢でさっと煮たえのきがちょぴっと残っていたので、水を加えて小エビで出汁を足し、とろみをつけて溶き卵を入れました。多分二度と会えないスープ。

煮込む・チャーハンにする・あんかけ丼にする

冷凍庫に眠っていた2本の鶏手羽先と豚バラちょっとを解凍して、大根と一緒に炊きました。少量残っていためんつゆ、使い切りたい黒酢、塩、みりんで味付け。手羽先と豚バラの組み合わせ、わざわざやるわけじゃないけど全然アリ。半額になってたカットねぎをのせました。

残ってた鶏そぼろをチャーハンに入れました。卵はそぼろのタッパーで溶いて、うまみをかっさらってもらいました。ごま油と塩で味付け。そぼろの甘辛味があるから、味付けは控えめに。

昨日の残り「トマト卵炒め」を濃い鶏ガラスープのあんかけをかけて「天津飯」的なアレンジ。一晩経ってでたトマトの汁はあんかけにイン。

二度と会えない料理

ご紹介したアレンジ以外にも、残り物を大掃除したいときにはこんな料理も生まれます。どちらもめちゃおいしかったけど、同じ残り物の組み合わせは二度とないので、一期一会の料理になります。これが家庭料理の真骨頂。

冷凍してたトマトソース、冷凍してたふにふにブロッコリー、中途半端なご飯とハム、ネギダレ、塩胡椒オリーブオイル=いい感じのトマトリゾット

微妙な量のマッシュポテト、3本のウインナー、炒めたエリンギのおかず、微妙な量のトマトソース、ちょっとずつ使い切りたいチーズとパン粉
を全部重ねてオーブンに入れただけ。

みなさんの残り物の使い方もぜひ教えてください!
残り物の楽しみ方はTwitterの#自炊大喜利 でこれからも発信していきます。

(2020年7月13日、山口祐加さんのnote掲載記事「冷蔵庫の残り物の楽しみ方」より転載。)