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好評連載 第38回 LiLiCoの「もっとホンネで話そう。私たちのこと」
近年の事件を振り返ると、「誰でもよかった」という言葉を耳にすることは急激に減っていないだろうか。
第二次安倍政権発足とほぼ同時に始まった生活保護費の引き下げ。今、多くの裁判所が「違法」と認める引き下げを、生活保護利用者は耐え忍んできたのである。
「アベノミクスの指南役」だったという浜田宏一氏。インタビューで「これまでトリクルダウンのようなことをやっていると誤解していた。反省している」と述べた。
コロナ禍で、住まいも所持金も職もないという人が多い。このような場合、生活保護を申請するわけだが、それができない人たちがいる。外国人だ。
入管法と言えば、2021年に人権を無視するような改定案が廃案となったことを覚えている人も多いだろう。この悪名高い改定案が、現在、再び国会に提出されようとしているのだ。
神戸の集合住宅で火災が発生し、4人が死亡したニュース。その住宅は生活困窮者や路上生活者も受け入れていたという。