フランス・パリの代表的な観光名所・エッフェル塔に男がよじ登り、警察当局に身柄を確保された。5月20日、CNNなど海外の主要メディアが報じた。
CNNによると、この騒動によってエッフェル塔は7時間以上にわたって閉鎖され、観光客は避難を余儀なくされたり、足止めされる事態になった。
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警察によると、男が塔によじ登った動機はまだ明らかになっていない。
ネット上には、「なんの目的でよじ登っているの?」などというコメントと共に、タワーをよじ登る男の様子を映した動画などが拡散された。
エッフェル塔は、現地時間の15日夜には、竣工から130年を迎えた記念として特別なライトアップが行われていたばかりだった。
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エッフェル塔の閉鎖は今回が初めてではない
エッフェル塔をめぐっては、何者かが塔によじ登るなどして閉鎖に追い込まれる事態は今回が初めてではない。
4年前の2015年には男3人がよじ登る騒動があった他、2010年と13年には塔の爆破予告が出されたことや安全上の懸念から観光客らが避難を余儀なくされたことがあった。
また2015年11月13日に発生したパリ同時多発テロでは、2日間にわたり閉鎖されていた。