東京都多摩市のテーマパーク『サンリオピューロランド』は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、2月22日から3月12日まで臨時休館する。運営する株式会社サンリオエンターテイメントが2月21日に発表した。
運営の再開は3月13日を予定しているが、感染の拡大状況や行政からの情報を考慮した上で検討するとしている。
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3月10日までの期日の各種チケットなどをすでに事前に購入している人については、チケット代金の全額返金などの対応を取る。
払い戻し方法については各イベントページで随時、掲載するとし、チケットを大切に保管するよう呼びかけている。
東京ディズニーリゾート「現状、臨時閉園などは決まっていない」
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同じ関東圏にある東京ディズニーリゾート(千葉県浦安市)は21日、サンリオピューロランドの方針は「すでに認識している」としたうえで「現状では臨時閉園などについて決まっていることはない」としている。
また、来園者からコロナウイルスの感染が確認された例は2月20日時点で「ない」との回答だった。
テーマパークやアミューズメント施設の運営をめぐっては、来園者だけではなく施設で働く従業員の感染防止にも気を配る必要がある。
東京ディズニーリゾートでは1月、接客を担当する従業員らのマスク着用などについて協議を行い、「1月28日の営業から、希望する従業員(キャスト)のマスク着用を認める」と方針を変更していた。
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大阪のUSJ、「行政からの通達があれば迅速に対応」
一方、大阪府にあるユニバーサル・スタジオ・ジャパンを運営する合同会社ユーエスジェイの広報担当者は取材に対し、東京ディズニーリゾートの回答と同様に「現状では臨時閉園などを行う予定はない」とした上で、「行政からの何らかの通知があれば当然考えていかなければならない」と回答。
現状では、来園者や従業員に対して手洗いやうがいなどの防止策を徹底するよう呼びかけているという。