アメリカのプロフットボールリーグ(NFL)のワシントン・レッドスキンズは7月3日、先住民を意味するチーム名を見直すと発表した。
「レッドスキン=赤い肌」はネイディブ・アメリカンの肌の色を示す。ネイティブ・アメリカンは勇猛の象徴としてチームのロゴマークにもあしらわれているが、差別を想起させるとして長年議論となっていた。
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黒人のジョージ・フロイドさんが白人警官の暴行によって死亡した事件を受け、人種差別的な表現を見直す動きが急速に進む中、スポンサーからの要請を受けて検討へ動いたという。
チームの公式サイトによると、チームは1932年に「ボストンブレイブス」として設立。1933年に名称を「レッドスキンズ」に変更した。チームのロゴにもネイティブ・アメリカンが描かれている。CNNによると、チーム名については、先住民団体などから長年人種差別的だとして非難されてきた。
レッドスキンズのホームスタジアムの命名権を持つフェデックスが7月2日、チーム名の変更を要請。ニューヨーク・タイムズによると、オーナーのダン・スナイダー氏は過去に「名前を変更することは絶対にない」などと発言していたが、スポンサーの意向は無視できなかったようだ。
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チームは声明で、名称の見直しについて「ここ最近の出来事や、地域からのフィードバックを受けたもの」と説明している。