昨日5月26日(水)、日本全国で観測可能な皆既月食が起こりました。皆既月食は、満月が地球の影に完全に隠されて赤黒く見える天文現象です。また、今回の満月は今年一番大きく見える満月で「スーパームーン」でもありました。
次に日本全国から皆既月食が見られるのは、1年半後の2022年11月8日です。
北海道のなよろ市立天文台きたすばるでは、皆既月食の一部始終が撮影でき、ウェザーニュースでは生中継を行いました。その様子をダイジェスト動画でお届けします。
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北日本や沖縄などで観測
西日本と東日本では広範囲で雲が広がりましたが、北日本や沖縄は雲が少なく皆既月食を見られたところが多くなりました。
昨夜の満月はスーパームーン
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昨夜の満月は、2021年の中で地球に最も近い満月でもありました。地球に最も近い位置で起こる満月は、最も遠くで起こる満月と比べて、視直径が約14パーセント大きく、約30パーセント明るく見えます。なお、2021年で最も遠い満月は12月19日です。
参考資料など
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
sky0530さん
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