東京オリンピック・男子シンクロ高飛び込みで金メダルを獲得した、イギリス代表のトーマス・デーリー選手。「編み物好き」として知られ、完成度の高い「五輪カーディガン」が話題になった。
そんなデーリー選手がInstagramで公開した、亡き父と抱き合う幼い頃の動画に、反響が広がっている。
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デーリー選手がシェアした動画には、競技後とみられるデーリー選手を、感極まった様子で父が抱き寄せる様子が映っている。
さらに、デーリー選手の息子が、東京五輪に出場しテレビに映る父を指差し、「これパパ!パパだ」と話す場面もあった。
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BBCによると、デーリー選手は2008年に14歳でオリンピックに初出場。東京大会までに、銅メダルを2度獲得していた。
ロンドン五輪(2012年)の1年前に、父親(当時40歳)を亡くした。
デーリー選手は同性愛者だとカミングアウトしており、2017年にパートナーのダスティン・ランス・ブラックさんと結婚。3歳の息子を育てている。
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亡き父が映る動画をシェアしたInstagramの投稿で、デーリー選手は次のようにつづった。
「あなたの夢を決して諦めないで。
私は幼い頃から、オリンピックのチャンピオンになることを夢見ていました。私の周りにはいつも家族や友人がいて、私を愛し、支えてくれました。中でも、父は最高でした。父は毎日、私に頑張る力を与えてくれ、より良い父親になれるよう日々奮い立たせてくれます。
素敵なメッセージをくださった皆様、そしてこのオリンピックの旅に関わってくださった皆様に感謝します」
この投稿には、40万件を超える「いいね」がつき、大きな反響を呼んでいる。
「あなたは本当に素晴らしいよトム」「きょうこんなふうに泣くとは思わなかったよ」「泣いた」といったコメントも寄せられている。
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