「台風12号」の予想される進路は?16日に発生する可能性、気象庁が発表

気象庁によると、15日午後3時時点でマーシャル諸島付近で確認された熱帯低気圧が、台風に発達する見込み。

気象庁は8月15日、日本列島の南方のマリアナ諸島近海で16日に台風が発生する可能性があると発表している

気象庁によると、15日午後3時時点でマーシャル諸島付近で確認されている熱帯低気圧が、台風に発達する見込み。2021年はこれまでに11の台風が発生しており、次に台風が発生すると「台風12号」となるとみられる。

気象庁が発表している台風経路図では、熱帯低気圧は西進を続け、20日には日本の南の海上に到達。強い台風に発達するという。

「台風12号」になると見込まれる熱帯低気圧の経路図(15日午後4時発表)
「台風12号」になると見込まれる熱帯低気圧の経路図(15日午後4時発表)
気象庁の公式サイト

気象庁によると、8月の台風発生数の平年値は5.7つで、1年の中でも最も発生が多い。「台風12号」が発生すると、この8月で4つ目となる。

気象庁は「台風が熱帯低気圧や温帯低気圧に変わっても、引き続き大雨や強風、高波などの激しい現象が発生するおそれがあります」と、最新の警報や注意報、気象情報等に注意するよう呼びかけている。

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