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2021年11月27日 17時55分 JST | 更新 2021年11月27日 17時56分 JST

維新・片山虎之助氏、体調不良で議員辞職へ。現職国会議員で「最高齢」政治家としての歩みは

日本維新の会の共同代表を務めていたが、11月27日の臨時党大会で辞任が了承された。

時事通信社
片山虎之助氏(2020年3月撮影)

日本維新の会の共同代表を務めてきた片山虎之助参院議員(86)が、議員辞職する見込みとなった。

共同通信によると、11月27日の臨時党大会で、片山氏は意識混濁の状態にあり、職務復帰が難しいとして、議員辞職の手続きに入ることを松井一郎代表が報告した。片山氏の共同代表の辞任も常任役員会で了承されたという。

参院議員を5期務め、現職国会議員では最高齢という86歳の片山氏。政治家としての歩みを振り返った。

自民党参院幹事長を務めるも、「定年制」から公認得られず離党

片山氏は1935年8月、岡山県に生まれた

東大法学部卒業後、自治庁(後の自治省)に入庁。岡山県副知事や消防庁次長を務めたのち、政界に転じた。

1989年7月の参院選で岡山選挙区から自民党公認で立候補し、初当選。自民党参院国会対策委員長や郵政大臣、総務大臣を歴任。自民党参院幹事長を務めていた2007年7月の参院選では、民主党の新人候補で「姫の虎退治」をキャッチフレーズに掲げていた姫井由美子氏に敗れ、落選した。

2010年7月の参院選で比例区からの立候補を模索したが、当時74歳だった片山氏は「比例候補70歳定年制」の内規から自民党の公認を得られなかった。そのため自民党を離党し。たちあがれ日本に入党。たちあがれ日本公認で比例区から立候補して当選した。

その後、太陽の党を経て旧日本維新の会に合流。分党や合流を経て、2016年7月の参院選は橋下徹氏が代表を務めていた「おおさか維新の会」公認で参議院比例区から立候補。この時、片山氏は80歳で、次男の大介氏もおおさか維新の会公認で兵庫選挙区で当選し、親子同時当選となった。2016年8月に現在の党名「日本維新の会」に党名変更された。

2016年4月の熊本地震について、「大変タイミングのいい地震だ」と述べ、波紋を呼んだこともある。「節目になる判断をすべきタイミングだったという意味で使ってしまった」と後に釈明している。