張本勲さんがサンデーモーニング卒業を発表。「シニア人生ゆっくり過ごしたい」年内いっぱいで

「サンデーモーニング」で“ご意見番”として長年、スポーツ解説を担当した張本勲さん。「長い間大変ありがとうございました」と視聴者に感謝の言葉を述べました。
張本勲さん(2013年撮影)
張本勲さん(2013年撮影)
時事通信社

元プロ野球選手で野球評論家の張本勲さんが11月28日、TBS系の報道番組「サンデーモーニング」に出演し、2021年末をもって同番組を卒業することを発表した。

28日の番組で、スポーツコーナーの終わりに司会の関口宏さんが「今日は最後に張本さんから、テレビをご覧の皆様にちょっとお話がございます」と切り出した。張本さんは「私の都合で、シニア人生ゆっくり過ごしたいんですよ。したがって、この番組のレギュラーを今年いっぱいで卒業します」と明かした。

続けて、「来年はね、節目で出てきますから。また番組でお会いできると思いますので、長い間大変ありがとうございました」と話し、レギュラーを卒業した後も番組に出演する予定という。

張本さんは「ご意見番」として同番組で長年スポーツ解説を担当。見事なプレーに『あっぱれ!』を贈ったり、『喝!』を入れたりするコーナーは番組名物でもあった。

卒業の報告に、共に番組をつくってきた関口さんは「ちょっと寂しいお話」と返した。

8月の放送で、東京五輪で女子ボクシングフェザー級・入江聖奈選手が金メダルを獲得したことを報道した際、張本さんが「女性でも殴り合い、好きな人がいるんだね。見ててどうするのかな。嫁入り前のお嬢ちゃんが顔を殴り合ってね。こんな競技、好きな人がいるんだ」などと発言。日本ボクシング連盟が「女性及びボクシング競技を蔑視した」などと抗議し、その後TBSが謝罪した

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