ドイツでは12月8日、社会民主党のオラフ・ショルツ氏が新しい首相に選出され、新政権が発足する。
ショルツ氏が率いる新政権は、社会民主党と緑の党、自由民主党の3党の連立政権となる。
首相選出に先立ち、すでに閣僚の顔ぶれが固まった。ショルツ氏を除く16人の閣僚のうち、8人が女性となり、男女同数が実現する見通しだ。外相や内相といった重要閣僚にも女性が名を連ねる。
ニューヨーク・タイムズによると、外相と内相に女性が就くのは初めて。国防相には3人連続で女性が就任する。外相には、連立政権を組む緑の党共同党首のベアボック氏が就く。
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ガーディアンによると、ショルツ氏は「私にとって平等は重要なことであり、それが16人の大臣に、8人の男性と8人の女性がいる理由です」と述べた。
ドイツを16年にわたって率いたメルケル氏は退任し、首相はショルツ氏に引き継がれるが、新政権は前政権よりも女性が多くなる。
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