Instagram、10代の利用時間を保護者が制限できる機能導入へ。休憩促す通知もスタート

一部の国では12月7日から、長時間利用した場合に「休憩」を促す機能を導入する。
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Instagramの親会社であるMeta(旧Facebook)は12月7日、10代の利用者を保護するための新たな機能を導入すると発表した

親や保護者が、10代の利用者の利用時間を確認したり、制限時間を設定したりすることができる機能を2022年3月にリリースする。

また、アメリカ、イギリス、アイルランド、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの6ヵ国では7日から、一定の利用時間を過ぎた場合に休憩を促す通知をする機能を導入。今後、ほかの地域にも提供される。

若い世代のInstagramの利用をめぐっては、子どもの心の健康に悪影響を与えるとする調査結果をまとめながら、13歳未満向けのアプリの開発を進めていたことが元社員の内部告発で明らかになり、Instagram側の対応が注目されていた。

こうした事態も踏まえ、コスメブランドのLUSHが世界48の国・地域で運営するFacebookやInstagramなど5つのプラットフォームのアカウントから一斉にサインアウトし、利用を停止すると11月に発表していた

BBCによると、12月8日にはInstagramの責任者がアメリカ議会上院の公聴会で初めて証言する予定になっている。

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