オバマ元大統領が2021年の「お気に入りの映画」を発表。日本の作品で唯一選ばれたのは?【一覧】

選ばれたのは、新海誠監督にして「3時間を長く感じさせない傑作」と言わしめた作品でした。
オバマ元アメリカ大統領
オバマ元アメリカ大統領
Ian Forsyth via Getty Images

アメリカのオバマ元大統領が12月17日、2021年のお気に入りの映画のリストをTwitterで発表した

毎年恒例となっているこの発表。過去にも日本の作品が選ばれていたが、2021年もある1本の映画がリストに入った。

2021年版、オバマ氏お気に入りの作品たち

オバマ氏が2021年のお気に入りの映画に挙げたのは、14本の作品。

日本ではまだ公開されていないスティーブン・スピルバーグ監督の『ウエスト・サイド・ストーリー』(※日本での公開は2022年2月11日)などがリストに入っている。

オバマ氏はTwitterで「どの作品も力強い物語を伝えてくれた。私と同じように、皆さんにも作品を楽しんでいただきたい」とツイートしている。

日本の作品から唯一選ばれたのは...

日本の作品から唯一選ばれたのは『ドライブ・マイ・カー』だった。リストでは最も上に表記されていた。

同作は作家で翻訳家の村上春樹さんの短編小説『ドライブ・マイ・カー』が原作となっている。

俳優陣は西島秀俊さん、岡田将生さん、三浦透子さん、霧島れいかさんが出演し、濱口竜介さんが監督・脚本を務めている。第74回カンヌ国際映画祭では脚本賞など4部門を受賞した。

『君の名は。』などのヒット作で知られる新海誠監督にして「3時間を長く感じさせない傑作」と言わしめた作品だ。

映画の公式Twitterもオバマ氏のお気に入りの作品に選ばれた喜びを報告していた。

日本の作品でオバマ氏のお気に入りに選ばれるのは、2018年の『万引き家族』(是枝裕和監督)以来だった。

上映開始から約4カ月が経過したこともあり、12月現在の上映館は少なくなってきているが、公式サイトの「劇場情報」で全国の上映館を確認できる。未見の方は、お近くの映画館でご覧になってはいかがだろうか。

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