列車にこんもり、線路も消えた。JR北海道が大雪の光景をシェア

札幌駅を発着する全ての列車の運転を終日見合わせているJR北海道。保線作業員らによる除雪が続いています。

札幌市を中心とした記録的な大雪で、交通機関にも影響が出ている。

JR北海道は2月6日夕、公式Twitterで「記録的大雪の影響で、除雪作業に時間を要すため、明日(2/7)札幌駅を発着する全ての列車の運転を終日見合わせます」と発表した。

ツイートでシェアした写真には、駅のホームと列車が雪に覆われている様子が写っている。JR北海道の広報担当者によると、撮影場所は札幌市のJR厚別駅。列車の屋根にこんもりと雪が積もり、あたり一面が真っ白で線路も見えなくなっている。

担当者によると、保線作業員らが除雪作業に当たっている。除雪車両も投入しながら作業を進めているが、線路の分離箇所など、車両が入れない部分は手作業で雪をかき出しているという。

「今年はそもそも雪が多かったのですが、6日の降雪でさらに雪が積もってかき出す量が増えたため、作業に時間がかかっています」と担当者。大雪の影響で札幌駅発着の全列車の運行を見合わせることは1996年にもあったが、珍しいという。

JR北海道は公式サイトで、「作業に時間を要している」ため、2月8日も始発から運転を見合わせるとしている。最新の状況は公式サイトで確認できる。

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