「ニュースを見て辛くなったら…」セサミストリートのTwitterが発信した「心を守る方法」

ロシアによるウクライナ侵攻が連日報じられていますが、そうしたニュースに触れることで、メンタルヘルスに影響を与えることもあります。
セサミストリート
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NBC via Getty Images

「ニュースを見て辛くなったり、圧倒されたりしているときはーー」

ロシアによるウクライナ侵攻が起こり、SNSやテレビなどでは連日その被害の情報が発信されていますが、そうしたニュースに触れることで、メンタルヘルスに影響を与えることもあります。

1969年から続く子ども向けの人気教育番組「セサミストリート」の公式Twitterは3月1日、ひとつのメッセージを投稿しました。

「ニュースを見て辛くなったり、圧倒されたりしているときは、無理をせず、信頼している家族やともだちに気持ちを打ち明けてみましょう。子どもたちにとっては、質問したり、自分感情を表現できる場を設けること、そして必要であればメディアを見る機会を制限してあげることも大切です」

この投稿には、4歳の女の子「アビー」とそのお母さん「マギー」の写真が添えられています。

ウクライナ侵攻などの大きな社会問題、あるいは災害や痛ましい事件などの報道に連日触れることは、人々に、深刻で長期的な心理的影響を与えることが専門家によって指摘されています

このセサミストリートの投稿には、「子どもだけじゃなく大人にとっても大事なこと」などのコメントが寄せられました。

セサミストリートのアメリカのTwitterでも、2月23日に同様のメッセージを投稿。公式サイトでは、子どものメンタルヘルスやそのケアのためにできる具体的な方法として、「ハグ」や「自分の感情について語ること」などが紹介されています

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