ホワイトハウスで暮らす「ファーストキャット」の重要なお仕事とはーー
アメリカのバイデン大統領一家の猫・ウィローの日常をとらえた動画が4月11日、動物の情報を発信するメディア「The Dodo」のSNS上で公開された。
動画では、ウィローの重要な仕事として、「すべてのデスクで昼寝する広さがあるかテストする」「ホワイトハウスの鳥に非常に注意を払う」「おやつをすべての部屋で探す」の3つがあることを紹介。
スタッフが仕事をしているデスクの上で寝転んだり、窓から注意深く外を見つめたり、えさをもらったりする様子を伝えている。
選挙活動中に出会った
アメリカでは、4月11日は「ナショナル・ペット・デイ」と制定されている。CNNによると、動画はホワイトハウスと連携して撮影された。
CNNによると、ウィローはバイデン大統領の妻ジル・バイデン氏の故郷であるペンシルバニア州ウィローグローブから名付けられた。2020年の選挙活動の際にステージに飛び乗ってきた猫だという。
その後ホワイトハウスに迎えられ、ジル氏は2022年1月に自身のTwitterで、ウィローをお披露目していた。
動画では、2020年当時のウィローの姿や、ホワイトハウスの生活に馴染んでいく様子も紹介した。
歴代大統領たちも
ホワイトハウスでは現在、ジャーマンシェパードの「コマンダー」も一緒に暮らしている。
過去にはバイデン夫妻の愛犬だったジャーマンシェパードの「チャンプ」と「メジャー」がいたが、「チャンプ」は2021年6月に13歳で亡くなった。
「メジャー」は、ホワイトハウスの警護官らに噛み付いて以降、離れた場所で生活している。
過去にも歴代大統領がホワイトハウスで猫や犬を飼っていたことがある。
最後にホワイトハウスで暮らした猫は、ジョージ・W・ブッシュ氏が飼っていた「インディア」。ウィリーというニックネームでも呼ばれ、18年間をブッシュ家とともに過ごした。
また、クリントン氏も黒白の猫・ソックスを飼っていた。ソックスは、一家がアーカンソー州で暮らしていた時に、娘のチェルシー・クリントン氏の腕に飛び込んできた迷い猫だった。