今日6月3日(金)は大気の状態が不安定となっていて、関東や東北地方などで局地的に土砂降りの雨となっています。
雨雲は東南東に進んで風下へ流れているほか、都心上空でも新たな雨雲が発生する可能性があり、東京23区でもこのあと本降りの雨の可能性があります。
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急な強い雨や落雷、降ひょう、突風等に注意してください。
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晴れていても天気が急変する見通し
上空約5500mで−18℃以下の寒気を伴った気圧の谷が日本海から東進してきます。一方で地上は日差しで暖められているため、上空との気温差が大きくなり、大気の状態が不安定になります。特に昼頃から夕方にかけて雨雲が発生・発達しやすい状況になります。晴れていても天気が急変し、ゲリラ雷雨のような降り方になるとみられます。
都心の直上で雲が発生する可能性があることに加え、北関東で発生した雨雲が南下しながら東に移動し、東京や神奈川、埼玉など都心方面にも流れ込む見込です。
土砂降りの雨 突風にも注意
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ひとつひとつの発達した雨雲の大きさは小さく移動速度も速いため、激しい雷雨の継続時間は30分から1時間程度の見込みです。とはいえ、発達した雨雲のもとでは10分間に10mmを超える恐怖を感じるような土砂降りの雨となり、道路の冠水や低地の浸水を引き起こす可能性もあります。
また、落雷や降ひょう、竜巻などの突風などのシビアな現象を伴うことも否定できないため、停電や強い風にも注意が必要です。雨雲レーダーなどで最新の情報をこまめに確認するようにし、荒天の間は外出を極力控えて安全な屋内で過ごすようにしてください。
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