9月26日(月)9時、父島近海で発達中の熱帯低気圧が台風17号(クラー)になりました。今月に入って6つ目の台風発生です。
今後は北寄りに進んで小笠原諸島近海を通過したあと、進行方向を東寄りに変えて、本州の東へと進む予想です。小笠原諸島や伊豆諸島は影響のおそれがあるため、今後の情報にご注意ください。
▼台風17号 9月26日(月)9時
中心位置 父島の南南東約420km
大きさ階級 //
強さ階級 //
移動 北北西 25 km/h
中心気圧 1000 hPa
最大風速 18 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 25 m/s
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小笠原諸島や伊豆諸島は要注意
台風17号は、明日27日(火)にかけて小笠原諸島近海を北寄りに進み、父島などに近づく可能性があります。進路や発達の程度次第では島嶼部で暴風や強雨による荒天や、波の影響をもたらすおそれがあるため注意が必要です。
また、進路次第では八丈島や青ヶ島など伊豆諸島の南部にも影響を及ぼすことも考えられます。今後の情報を注視するようにしてください。
28日(水)以降は進路を東寄りに変えて日本からは離れる予想のため、本州方面には荒天をもたらすような影響はない見通しです。
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9月は8月に次いで発生数が多い
9月はすでに台風が5つ発生していました。今回発生した台風17号は、9月に入って6つ目の台風となります。
9月の台風発生数の平年値は5.0個で、8月に次いで台風発生の多い月です。秋はジェット気流の位置の変化などにより、本州方面に影響を及ぼす台風が多い時期になります。台風への備えをしっかりとしておいてください。
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台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風17号の名前「クラー(Kulap)」はタイが提案した名称で、ばらを意味するタイ語からとられています。
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