すい臓がん告知から1年を菅谷大介アナが報告。「箱根駅伝」で実況、穏やかな笑顔の写真と共に心境綴る

年明けの箱根駅伝で復路フィニッシュの実況を担当。「箱根駅伝の中継ができるように自分を戻していく」その思いが希望になっていたという

「これからも、1日1日を大事に」

日本テレビの菅谷大介アナウンサーが1月11日、自身のInstagramで「すい臓がん」と告げられてから1年が経過したことを報告した。

「#箱根駅伝」「#ご覧いただきありがとうございました」といったハッシュタグをつけ、1月の箱根駅伝で実況をした際に撮影したと見られる、穏やかな笑みを浮かべる自身の写真を投稿した。

1年前に告知された当時の心境を振り返った菅谷アナ。病院の玄関で部長に電話で報告した際には「いつか、この経験を私は伝えていきたいです」と伝えたという。

それから1年の月日は「あっという間のような。やっとというような」だったといい、「これからも、1日1日を大事にしながら、過ごしていきたいと思っています」と綴った。

「箱根駅伝の中継ができるように」という思いが希望に

菅谷アナは2022年8月にがんについて公表した。日テレNEWSのインタビューによると、異常を指摘されたのは2021年12月。人間ドックがきっかけだったという。

直後に控えた箱根駅伝の準備があったため、本番後に検査を重ね、2022年1月にがんと診断された。同年4月に手術し、その後、仕事に復帰していた。

同年8月には自身のInstagramでも経緯を説明し、「私が経験したことをお伝えすることで、少しでも、どなたかのお役に立てればいいなと思っています」と綴っていた。

2023年の箱根駅伝では、復路のフィニッシュの実況を担当。事前のインタビューでは「箱根駅伝の中継ができるように自分を戻していくんだ」という思いが希望になっていたことを明かしていた

ゴールする駒大アンカーの青柿響(手前)を迎える大八木弘明監督(中央)ら=1月3日、東京・大手町[代表撮影]
ゴールする駒大アンカーの青柿響(手前)を迎える大八木弘明監督(中央)ら=1月3日、東京・大手町[代表撮影]
時事通信社

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