「社会人の仕事に対する気持ちを舐めない方がいい」。安住紳一郎アナが一部の若者に辛辣に喝。その理由は?

「本気で怒るとかなり怒られます。怖いです。気をつけてください」。安住アナが一部の若者に忠告しました。一体なぜ?
TBS安住紳一郎アナウンサー
TBS安住紳一郎アナウンサー
©︎TBS

TBSの安住紳一郎アナウンサーが2月7日、自身がメーンキャスターを務める朝の情報番組『THE TIME,』に出演し、相次いで報じられている飲食店での迷惑行為を撮影した動画について言及した。その内容に反響が広がっている。

安住アナは「本当に社会人の仕事に対する気持ちをなめないほうがいい」と辛辣なコメント。迷惑行為に及ぶ一部の若者に対し、注意を促した。

安住アナが喝「なめない方がいい」

番組ではこの日、スシローなど大手回転寿司チェーンなどの飲食店で深刻な問題となっている迷惑行為の動画を取り上げた。動画がSNSで拡散されてしまうことで、飲食店側の店舗運営への影響や被害は大きくなっている。

安住アナはまず、「こういった(迷惑)動画を撮るのは若い世代が多いということで、動画をなぜ撮影をするのか拡散やこういう風潮を止めるにはどうしたらいいか、(番組が)インタビューしてきました」と前置きし、若者の声を集めたVTRが放送された。

この種の動画を投稿する理由について聞いた質問では、「バズらせたい」「友達に気に入られたい」という声や「SNSにあげても拡散されるとは思っていない」などという一部の若者の意見が紹介されていた。

一方で、「SNSの使い方を間違えている」「過剰に反応しないのも大事」などという声もあり、迷惑行為に及んでいるのは改めて一部の若者だいうことも印象付けた。

その後、VTRを受ける形で安住アナが口を開いた。

「私たちも学生の頃と考え方が違いますよね。私たちも社会人になってから大人の仕事に対しての厳しい思いを目の当たりにしてびっくりすることがあります」と前置きした上で、次のように語った。

「学生の皆さんは本当に社会人の仕事に対する気持ちを舐めない方がいいと思いますね。本気で怒るとかなり怒られます。怖いです。気をつけてください」

風評被害も懸念。企業は法的措置とる方針

迷惑動画がSNSで拡散されることで、被害を受けた店舗での飲食を敬遠しようとする人が現れたり、根拠のない噂や風評によって店側の利益が損なわれたりすることが懸念される。

こうした状況をふまえ、被害を受けた飲食店舗を運営する企業は声明を発表。「スシロー」運営会社を傘下に持つ「FOOD & LIFE COMPANIES」や、うどんチェーンの「資(すけ)さんうどん」を運営する「株式会社資さん」は、法的措置をとる方針を示している。

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