ビーチクリーンなどの活動を行なっている「かながわ海岸美化財団」が5月19日、公式Twitterでカツオノエボシに関する注意喚起のツイートをしました。
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カツオノエボシとは、青いグラスや風船のような透き通った見た目が特徴の、猛毒を持ったクラゲです。ツイートされた5月19日時点で、南風の影響で、相模湾沿い一帯に打ち上げられているそうです。
思わず触りたくなる見た目ですが、かながわ海岸美化財団は「とにかく危険」と注意しています。
触ると死に至ることも
かながわ海岸美化財団の公式サイトによると、 カツオノエボシは風船状の体に付いている長い触手に強力な毒を持ちます。
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刺されると電気ショックを受けたような痛みが走り、アナフィラキシーショックを起こして死に至ることもあります。
死んだ状態で海岸に打ち上がっていても、強毒は残っているので絶対に触ってはいけません。
カツオノエボシは風の影響を受け海岸に打ち上げられます。漂流ゴミなどと共に漂着するので、見えにくい場合は踏んでしまったり、誤って触ってしまう危険性もあります。
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このツイートを見た人からは「プラゴミと間違えて拾ったらえらい目に遭いそう」「小さいお子さんやワンちゃんにも注意してあげたいですね」などと、子どもが触ってしまうことを心配する声が寄せられました。
これからの季節、海辺をよく散歩する人、子どもを連れて海に遊びに行く予定がある人は、充分な注意が必要です。