まるで人間。動物園を訪れた生後3カ月の赤ちゃんの顔をのぞき込むオランウータンが話題

アメリカ・ケンタッキー州の動物園を訪れた生後3カ月の人間の赤ちゃんに、オランウータンが興味津々です
インドネシアのオランウータン
インドネシアのオランウータン
Francesco Riccardo Iacomino via Getty Images

もしかして自分と似てるなって思っているのかもしれないーー。

人間の赤ちゃんに興味津々なオランウータンの動画がアメリカで話題になっている。

動画が撮られたのはアメリカ・ケンタッキー州にあるルイビル動物園。ABCニュースが5月23日にTwitterに投稿した動画は、すでに500万回以上再生されている。

生後3カ月の赤ちゃんを抱いた女性がガラス越しにオランウータンを見ようとしたところ、近くに座っていた1匹のオランウータンがまるで赤ちゃんを見せてとでもいうかのように左腕を伸ばし、人差し指でガラスをトントンと叩いた。

女性が「赤ちゃんが見たいの?」と話しかけ、仰向けに抱いてガラスに近づけると、オランウータンは身を乗り出し、赤ちゃんの顔をまじまじとのぞき込んだ。赤ちゃんの表情に興味津々な様子に、周りにいた人たちからは感嘆の声が漏れている。

ルイビル動物園のサイトによると、35〜38歳の4匹のオランウータンが飼育されている。シンシナティ・エンクワイアラーは、今回のオランウータンは最年少の35歳のアンバーだとソーシャルメディアの利用者が特定していると報じている。

動物園のサイトはアンバーについて、「遊び心があり、動物園に遊びに来た人と交流することが楽しいようで、ガラスをトントンして注意を引こうとします。キラキラ光るアクセサリーや明るい色のネイルに興味があり、小物入れやバックパックの中身も気になるようです」と説明している。

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