ブルース・ウィリスさん、父の日に11歳娘との写真を妻が公開。「無条件の愛が伝わる」と反響。認知症を発症し、闘病中

ブルース・ウィリスさんは失語症と診断されたが、病状が進行し、現在では前頭側頭型認知症と診断を受けている
ブルース・ウィリスさん
ブルース・ウィリスさん
Ian West - PA Images via Getty Images

認知症のため、俳優のキャリアから引退したブルース・ウィリスさんと11歳の娘のツーショットを6月18日に妻エマさんがInstagramで公開した。

投稿は父の日にあわせたもので、エマさんは「ブルースが子どもたちに父親として接するのを見て、彼に深い感謝と尊敬を感じる時です」と家族にとって父の日が大切な日になっていることを綴った。

ブルースさんは2022年3月に失語症のため引退を発表し、2023年2月に前頭側頭型認知症(通称FTD)と診断されていると、家族が公表していた。この病気に対する治療法はないとされており、メディアの注目が集まることで「より多くの周知と研究を必要とするこの病気に光を当てることができるようになれば」というのが一家の願いだという。

CNNによると、エマさんが投稿したのはブルースさんと11歳の娘メーブルさんのツーショットだ。陽の当たる芝生が見えるポーチらしきところで、2人がくっついて座っている。幸せそうに目を瞑ってブルースさんに抱きつくメーブルさんのおでこに、ブルースさんがそっとキスをしている。

妻エマさんは、「ブルースが子どもたちに教えていることは『従来型』のことではないかもしれません。でも、世代を超えて受け継がれていくものです。無条件の愛、優しさ、強さ、思いやり、忍耐、寛容さ、回復力。最高の父親です。私たち家族の中でいつまでもいろんなことを与え続けてくる贈り物であり続けてくれるでしょう」と感謝の気持ちを述べている。

投稿を見た人たちからは、「認知症は非常に残酷な病気ですが、その中でも素晴らしさや贈り物を見つけられていることをうれしく思います」「無条件の愛が伝わる」「ブルースは小さいことから私のヒーロー。祈っています」など温かいメッセージが寄せられている。

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