暑すぎる夏。ひんやり涼しいグルメやスイーツが食べたくなりますよね。
旅行情報誌『じゃらん』は7月26日、「一度は食べてみたいご当地ひんやりグルメランキング」を発表。全国のおいしいものを知り尽くした『じゃらん』編集長がおすすめする「ご当地ひんやりグルメ」の中から、トップ10に選ばれたのは？
10位〜6位は…
地元の食材を使ったスイーツや、意外なものを「冷やした」新感覚スイーツなどがランクイン。早速ご紹介します。
10位：沖縄ぜんざい／ぜんざいの富士家 泊本店【沖縄県】
金時豆の煮汁で氷を作っているのが特徴の富士家のぜんざいがランクイン。金時豆や白玉などをかき氷にのせた、夏の定番スイーツです。『じゃらん』ムックシリーズ編集長の内田奏恵さんは「店内で食べるときは氷がタンブラーに入っていて溶けにくく、最後までシャリシャリの食感が楽しめる」と紹介しています。
9位：嶽きみみるく氷／クラフト＆和カフェ 匠館【青森県】
岩木山麓の嶽高原で収穫された糖度の高いとうもろこし“嶽きみ”を使用した「嶽きみみるく氷」。『関東・東北じゃらん』編集長の吉田裕之さんは「まるで冷製コーンスープのような味わいに感動」とコメントしています。
8位：冷やしやきいも／芋川【埼玉県】
さつまいもが特産の川越にあるやきいも専門店「芋川」の冷やしやきいも。冷たいやきいもって美味しいの？と思う人もいるかもしれませんが、「一晩熟成させた、新感覚の味わい」のようです。吉田さんは他にも「夏季限定のアイスやきいもブリュレも香ばしいおいしさです」とおすすめしています。
7位：冷やし出雲ぜんざい／宿禰餅本舗 坂根屋【島根県】
冷たい小豆汁の上に、削り氷と紅白のお餅がのった夏期限定メニュー「冷やし出雲ぜんざい」。小豆は島根県出雲産の大納言小豆を使用しています。「ぜんざい自体もすっきりした甘さですが、氷が入ることによってさらにさっぱりと味わうことができる」と『関西・中国・四国じゃらん』編集長の鳥羽舞衣子さんおすすめの一品です。
6位：かんざらし／しまばら水屋敷【長崎県】
島原名物の和スイーツが6位にランクイン。かんざらしは、「白玉粉で作った小さな団子を『島原の湧水』で冷やし、砂糖などで作った特製の蜜をかけたもの」。内田さんは「しまばら水屋敷で、湧き水の池を見ながらかんざらしをいただくと、目でも舌でも清涼感をたっぷり満喫することができます」と、お店の魅力も伝えています。
気になる5位〜1位は…
5位からはスイーツだけでなく、グルメもランクイン。暑い夏でも食欲がそそられます。1位と2位には共通の「あのスイーツ」が使われています。
5位：創業文政元年 元祖冷がけ蕎麦／弥助そば秋田総本店【秋田県】
秋田県民に長年愛されている「冷がけ蕎麦」。冷たい汁を冷たいそばにかけた一品で、「つなぎに布海苔を使い、独特の風味とコシがある」のが特徴です。内田さんによると、「秋田の一部地域で食べられていて、冬でも冷たいものを食べるのが一般的」とのこと。弥助そばは最も歴史のあるお店のようです。
4位：冷しらーめん／栄屋本店【山形県】
山形名物の「冷しらーめん」が4位にランクイン。「冷たいラーメン？」と驚く人もいるかもしれませんが、「スープを冷やしても脂が浮かないように、温度調整するなど試行錯誤の末に誕生した」一杯とのこと。
内田さんは、「スープはコクがあるのにあっさりで、麺はもちもちつるつる。最後まで飲み干したくなる一杯です」とおすすめしています。
3位：しゃちほこソフト／豊田上郷サービスエリア（上り）【愛知県】
「しゃちほこ」型の生地の中に、たっぷりのあんことソフトクリームをのせた、インパクトのある「しゃちほこソフト」が第3位。豊田上郷サービスエリアの限定商品だそうです。『東海じゃらん』編集長の芝谷千恵子さんは、SNS映えするだけでなく「冷たいソフトクリームとあんこの相性もぴったりでクセになるおいしさ」と絶賛しています。
2位：のむプリンデラックス／熱海プリンカフェ2nd【静岡県】
ほろ苦い特製カラメルゼリーと熱海プリン、風呂まーじゅプリン、皿プリンのおいしさがぎゅっとつまった「のむプリンデラックス」が第2位にランクイン。吉田さんは「プリンがのった見た目もかわいくて豪華！」と、熱海のプリンが味わい尽くせる本品をおすすめしています。
1位：ゆふいん創作菓子 ぷりんどら／お菓子の菊家【大分県】
数々のご当地ひんやりスイーツを抑え、第1位に選ばれたのは「ぷりんどら」。阿蘇小国のジャージー牛乳を使用したプリンとカスタードクリームを、ふんわりパンケーキ風のどら焼きでサンドした「新感覚のひんやりスイーツ」です。『九州じゃらん』編集長の中村優理さんは「半解凍くらいで食べるとアイス感覚で一味違うおいしさが感じられます」とおすすめの食べ方も紹介しました。
いかがでしたか？ぜひ一度、ご当地ひんやりグルメを楽しんでみてください！