梅雨から夏の季節に活発に活動するとされるカエル。緑のカエルと出会うことはよくあるが、“金色”のカエルが今、日本各地で発見されているのをご存知だろうか。
体だけではなく、手や足、そして目まで「黄金色」。発見された場所の一部では、場所柄もあり「ご利益がありそう」なども言われている。いったい、どんな姿をしているのか。
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あなたはもう見た?“金色”のカエル
FNNプライムオンラインは岡山県の倉敷市ではある小学生の女子が見つけた“金色のオタマジャクシ”がカエルに成長したというニュースを報じた。
体長は1センチで目の色まで金色だという。7月3日に用水路で8匹の金色のオタマジャクシを発見し、そのまま観察したところ、3週間後にうち2匹がカエルに成長していたという。
また、古くから「佐渡の金山」で知られる新潟県の佐渡市でも、金色のカエルを小学生が発見したという。金にゆかりのある場所だけに、地元の人からも注目され、佐渡金山が目指す「世界文化遺産登録の前触れ」などと話題になっているという。
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夏休みに入っている小・中学生や高校生たちが発見するケースが多いようだ。
TBS NEWS DIGは新潟市の水族館『マリンピア日本海』の獣医師・岩尾一さんの見解を紹介。
それによると、アマガエルの皮膚の色は「黒・黄・赤・虹色」の色素の組合せで作られているといい、“金色”のカエルの場合は、「黒色の色素がなく、一方で黄色の色素が強く残っているなどの要因で金色のような色になっているのでは」との考えを示していた。
目撃情報は愛知県でも。中京テレビNEWSによると、同県の安城市でも15歳の少年が、通っている高校の駐輪場で金色のカエルを発見したという。
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貴重と言えそうな“金色”のカエル。この夏、あなたも目撃するかもしれない。