整形疑惑が浮上しているオスカー俳優。心ない声への反論が痛快で、納得感が高かった

ハリウッドで活躍するシャーリーズ・セロンさんは年を取ることについて、「男性はワイン、女性は切り花」のように感じてきたそうです

オスカー俳優でもあるシャーリーズ・セロンさんは、整形疑惑にうんざりしている。

セロンさんは、ディオールの香水ジャドールの顔としても知られるが、整形手術を受けているのではないかと噂されている。8月18日のAllureとのインタビューで、いろいろ調べ回っている探偵気取りの人たちに痛快なメッセージを送った。

「私の顔は変わってきています。顔が変化し、年齢を重ねているのはまったく平気なんです」とインタビューに語った。整形疑惑について触れ、「みんな私が(顔のたるみをなくす)フェイスリフトをしたと思っています。『いったい彼女は顔に何をしたの』っていう感じで言っていますよね」と不本意な声が耳に入っていることを明かした。

詮索好きな人たちの心ない声に対し、セロンさんは「ああ、いやだ。ただ年を取ってきているだけ。整形に失敗したわけじゃない。年を取るとこうなるんです」

セロンさんは「ディアボロス/悪魔の扉」や「ノイズ」などの映画に出演し、1990年代に脚光を浴びるようになった。連続殺人犯を演じるために20キロ近く増量して挑んだ2003年公開の「モンスター」でアカデミー賞の最優秀主演女優賞を獲得している。

当時20代後半だったセロンさんにとって、増量した体重を落とすことは容易かったという。しかし、2018年公開の映画「タリーと私の秘密の時間」で15キロ増やした時には、代謝の低下を感じ、元の体重に戻すのに1年かかったのだという。

2人の子どもの母でもあるセロンさんは、ハリウッドの美の基準に抗おうとしている。

「男性は素晴らしいワインのように年を取る一方で、女性は切り花のようだといつも感じてきました。その考え方が大っ嫌いで、一掃したいと思っています。女性は自分にとってしっくりくる方法で年を取っていきたいはずです」とインタビューで語った。

セロンさんは顔よりも、25歳の時の体が恋しいようだ。当時はスタントに取り組んだ翌日も特に体に痛みを感じなかったが、今では3日間の休みを経てジムに行くと、歩けなくなってしまうそうだ。

ハフポストUS版を翻訳・編集しました。

注目記事