ビーチに現れた四つ足の謎の生物を釣り人が目撃。「恐ろしい風貌」で一心不乱に掘るその正体は…?【画像】

びしょびしょに濡れ、体毛がツンツンし、顔は砂まみれの灰色のような焦茶色のような4つ足の生き物です

これはハリネズミ?それとも犬?一体なに…?

アメリカ・テキサス州のビーチに、びしょびしょに濡れ、体毛がツンツンし、顔は砂まみれの灰色のような焦茶色のような生き物が現れた。まるでホラー映画から出てきたかのような風貌の4つ足の動物だ。

地元に住むトム・ハウさんが8月15日午前、パドレ・アイランド・シーショアに釣りに訪れたところ、海に入って一心不乱に何かを掘っている生き物を目撃したと、地元紙Chronが報じている。

写真を見た人たちからは、「おそろしい風貌」「ハリネズミですか?」「犬でしょ」「ビーチで見かけるなんて思いもしなかった」などと様々な反応が出ている。

動画を撮りながら観察したハウさんによると、この生き物はアナグマとみられる。まだ幼いこのアナグマは、一生懸命にカニを掘っていたという。

天王寺動物園のサイトによると、英語名がbadgerというこの生き物は、藪の穴に住むことから「アナ」、容姿や歩き方が熊に似ていることから「クマ」とこの2つをつなげて日本ではアナグマと名付けられている。穴掘りが得意なイタチの仲間だ。

地元テレビ局KHOU11はテキサス州公園・野生生物局の説明として、アナグマは州内全般に生息しているとしている。毎年6〜8月ごろに独り立ちするという。

ハウさんはアナグマとの珍しい出会いについて、生きているうちにやりたいことのリストを意味する「バケットリストの1項目だ」と感じているそうだ。

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