マクドナルドのソースを巡る争いで米16歳高校生が死亡。新学期直前だった

突然我が子を失った家族は「私たちは彼女の大学卒業や結婚、子育てする姿を見ることもできません」と悲しみを伝えている
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Jeremy Hogan via Getty Images

アメリカ・ワシントンD.C.で、マクドナルドのソースを巡り喧嘩になった10代の若者が刺されて死亡した。 

警察によると、8月27日午前2時10分頃、刺し傷のある若い女性がいるという通報があり、警察官が病院に駆けつけた。

その後女性は死亡し、メリーランド州在住で16歳のナイマ・リゴンさんであることがわかったという。さらに、リゴンさんを刺した罪で16歳の女性が逮捕され、殺人罪で起訴された。容疑者は逮捕時、ナイフを所持していたとされる。

DCニュースナウによると、刑事は28日に法廷で「リゴンさんと容疑者は他の3人と一緒にパーティーに行くためにメリーランド州からワシントンD.C.を訪れ、パーティー会場を出た後にマクドナルドに行った」と証言した。

マクドナルドで食べ物を注文して車に戻った後、容疑者はリゴンさんとソースを巡って口論になり、刺したという。

一方、テレビ局WUSAによると、起訴された16歳の容疑者は「刺したのは自己防衛で、リゴンさんと別の人物に地面に叩きつけられたからだ」と法廷で主張した。

リゴンさんの家族は28日、我が子の写真を公表するとともに、「ナイマは美しく、賢く、ユーモアのあるユニークな若い女性で、生きることを心から楽しんでいました。彼女は多くの人々から愛され、尊敬されていました」と声明で述べた。

「この愚かな喪失は私たちの家族、友人、そしてコミュニティに大きな影響を与えています。ナイマがプロムや卒業式の日を迎えることはありません。私たちは彼女の大学卒業や結婚、子育てする姿を見ることもできません」

声明では、自分たちの家族やリゴンさんの友人だけではなく、容疑者の家族のためにも祈りを捧げるともつづられている。

事件は、新学年を迎える直前に起きた。

WUSAによると、リゴンさんが通っていたトーマスストーン高校のシャニフ・パール校長は27日、生徒や保護者、教職員に宛てたメッセージで「私たちの学校のコミュニティにとって胸が張り裂けるような悲劇的な出来事です。校長としては、このようなニュースをお伝えしたくはありません。新しい学年度が始まる前にはなおさらです」 と述べ、助けを必要とする生徒のためにカウンセラーやスタッフを増やして対応すると伝えた。

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