夜間の小学校に「招かれざる客」が侵入。教室の飾りをめちゃくちゃに「サンタが早く来すぎたのかと思った」

警察官に懐中電灯で照らし出されると、足を滑らせながら廊下を疾走しました

アメリカ・ニュージャージー州で真夜中に招かざる客が小学校に侵入し、教室の飾りをめちゃくちゃにする「事件」が起きた。

トムズ・リバー警察CBSニュースによると、侵入事件が起きたのはシーダー・グローブ小学校。11月25日午後10時ごろ、犬の散歩をしていた地元住民から「シカが小学校のガラス窓を突き破って中に入って行った」と通報があった。

警察官が現場に急行すると、すぐに真っ暗な校内でシカを発見した。

警察官が身につけたボディカメラには、懐中電灯に照らし出されたシカが廊下を疾走するところが映し出される。廊下の床にひづめが滑るのか、後ろ足を大きく滑らせながら追ってくる警察官から逃げる。

長い廊下を走り切ったところには教室のドア。ドアは手前に引いて開けるタイプのもの。観念するかと思いきや、器用にドアを引いて開け、教室の中へと逃げ込んだ。

複数の警察官も教室へと入っていく。シカは慌てふためいて、窓際にきれいに飾られた児童が作ったとみられる作品を次々と壊していった。

警察によると、裏口のドアを開けてやるとシカは無事に逃げていったという。

クリスマスが近いことから、シカの仲間のトナカイを思い浮かべて「子どもたちはサンタが早くすぎたのかと思ったはず」というコメントが寄せられている。

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