「みんな元気?」
子ども向け番組『セサミストリート』の人気キャラクター「エルモ」が1月29日、X(旧Twitter)でシンプルな質問を投稿した。
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アメリカでは暴動を引き起こしたトランプ氏が大統領選で共和党の最有力候補であること、イスラエルとハマスの紛争が続いていること、孤独が蔓延していること、それなのにまだ1月...という状況の中、人々の反応はポジティブとは言い難いものだった。
SNSでは、「仕事でクビになった」「妻は去り、娘たちは私を尊敬せず、仕事も最悪だ。エルモ、他に何か質問ある?」「もはや、家族よりもエルモの方が私のことを気にかけてくれてる」など、厳しい現実を嘆くリアルな声が寄せられた。
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しかし、エルモの投稿に対する最高の反応は、ジャーナリストのSéamus Malekafzaliからのものかもしれない。彼は簡潔に「エルモ、リアルに言うけど、私はもう限界だよ」と述べた。
多くの反響を受け、エルモは「ワオ!質問してよかった。友達に『調子どう?』って聞くのは大事なことだって学んだよ。また様子見にくるからね。大好きだよ」と投稿し、#EmotionalWellBeingとハッシュタグを付けた。
こうした状況に対し、バイデン大統領もXで反応。エルモの投稿をシェアし、以下のように述べた。
「友人エルモの言うとおりです。私たちはお互いに寄り添い、困っている隣人に助けの手を差し伸べ、そして何よりも、必要な時には助けを求めなければなりません。辛いときも、あなたは決して1人ではありません」
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ハフポストUS版の記事を翻訳・編集・加筆しました。