パリ五輪2024のメダルのデザインが素敵すぎる。エッフェル塔の金属の一部を使用、手掛けたのは憧れのジュエリーブランドだった

パリの名門ジュエリーブランドが製作。いったいどこ?そのメダルのデザインがこれだ。
Martina Rigoli via Getty Images

7月にパリオリンピックが開幕し、8月にはパラリンピックも開催される。

大会組織委員会は2月8日、大会で使用されるメダルのデザインを発表した。

パリ五輪、メダルのデザインは?

金・銀・銅の3種類のメダルは、世界的に知られるフランスのジュエリーブランドのChaumet(ショーメ)が製作を手がけた。

メダルの中心部には、地図上ではフランスの国土がその形をしていることから六角形が埋め込まれており、その中にはパリを象徴するエッフェル塔の一部から切り取られた金属があしらわれている。

使用された金属は、20世紀にエッフェル塔のエレベーターの改修工事を行った際に、取り外され、保存されていたものだそうで、エッフェル塔の運営会社が使用することを許可したという

さらに、六角形の周囲には、不規則な間隔で細い線が描かれている。

彫るのではなく、鋳造されたというこの線は、世界におけるフランスの輝きと、大会における選手たちの輝かしい活躍を表しているという。

オリンピック・メダルの縁には国際オリンピック委員会(IOC)の公式言語であるフランス語で、パラリンピック・メダルの縁には国際パラリンピック委員会(IPC)の公式言語である英語で競技名、種目名、大会名が印されている。

金メダル・銀メダル・銅メダルの重さはそれぞれ、529g・525g・455gであり、5084個のメダルが用意されている。

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