【解説】「コミュニティー」の意味や言い換えは?ビジネスシーンにも役立つカタカナ・外来語の取説

意味を知っているようで上手く説明できない外来語、今回は「コミュニティー」を詳しく解説していきます。

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私たちが日々使っている外来語やカタカナ語。すっかり定着した言葉もあれば、実はよく分からずに使っているという単語もあるでしょう。

外来語を他の言葉で言い換えたいときは、国立国語研究所の「外来語言い換え提案」が参考になります。

「外来語言い換え提案」は、公共の場などで使われる少し分かりにくい外来語について、言葉遣いを工夫して分かりやすい言い換えを提案するもの。国立国語研究所の外来語委員会が2003〜2006年、計4回発表し、一覧にまとめました。

「コミュニティー」。この言葉の意味や、「日本語」で言い換えたら何というか知っていますか?

それでは見ていきましょう。

コミュニティー
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コミュニティー

♢言い換え語

  • 地域社会
  • 共同体

♢用例

・高齢化の急速な進行や転出者の増加等により、コミュニティー(地域社会)の活力の低下が懸念される事例も見受けられる。

・環境負荷の少ない発電に賛同する人のができたので

♢意味説明

居住地や関心を共にすることで営まれる共同体

・地域性による結びつきは「地域社会」、共通の関心による結びつきは「共同体」と言い換えられる。両方の意味を持たせたいときは「地域共同体」と言うことができる。単に「地域」「社会」で言い換えられる場合もある。

・最近では「コミュニティー」をそのまま用いることにさほど問題のない場面も多いと思われる。