環境が変わり、新しい人間関係を築く場面が増えるこの時期。そんな時に、勇気を貰ったり、参考にしたいドラマはありますか？
アンケートをもとに、ランキング形式で紹介します。
『花より男子』『凪のお暇』などは8位に
まず、8位以下がこちら。
8位 『らんまん』
8位 『花より男子』
8位 『古見さんは、コミュ症です。』
8位 『凪のお暇』
4位には4作品がランクイン
それぞれ選ばれた理由とともに紹介します。
4位 『野ブタ。をプロデュース』
白岩玄さんの小説が原作のドラマ。これまで「人生はつまらない。この世の全てはゲームだ」と考えていたクラスの人気者・桐谷修二（亀梨和也）が、草野彰（山下智久）と共に、通称「野ブタ」こと小谷信子（堀北真希）を人気者にプロデュースしていく物語。
選ばれた理由：「いじめられっ子だったヒロインが陽キャの手によってクラスの人気者になっていくという過程を描写した作品なので、人がなぜ嫌われるのかや第一印象の大事さや友達になるためのきっかけなど基本的な人間関係の部分で参考になるドラマだなと思います」
4位 『半沢直樹』
池井戸潤さんの小説が原作のドラマ。銀行員の主人公・半沢直樹（堺雅人）が出向先や銀行内部の不正を暴いていくストーリー。2013年に第1期、2020年に第2期が放送され、ドラマに登場する印象的なセリフが毎週SNS上で盛り上がりを見せていました。
選ばれた理由：「ちょっと行きすぎな所もあるが、人間関係の泥臭さがリアルに描かれていると思う（特に金融系で）。怖いなと思うシーンもあるが、これが会社の人間関係なんだと思って見ると勉強になるし、実際社会に出てから失望する確率も軽減されると思う」
4位 『逃げるは恥だが役に立つ』
海野つなみさんの同名漫画を原作にしたドラマ。主人公、森山みくり（新垣結衣）は自称“プロの独身会社員”の津崎平匡（星野源）と秘密の契約結婚をし、新婚生活を送るうちに2人の間に愛が芽生えていくラブコメディ。国民的な大ヒットとなりました。
選ばれた理由：「逃げることが恥ずかしいことだと、私たちはよく考えてしまいます。しかし、このドラマでは、逃げることで、人間関係の新しい可能性に気づき、成長していく姿が描かれています」
4位 『きのう何食べた？』
よしながふみさんの同名漫画を原作にしたドラマ。弁護士・筧史朗（西島秀俊）とその恋人で美容師の矢吹賢二（内野聖陽）の2人のほっこりする日常と食卓の様子が描かれた、心温まるドラマ。第2期が放送され、劇場版も公開された人気シリーズです。
選ばれた理由：「描かれるのは2人のゲイの日常です。少数派という点や、周りの人たちとのかかわりが描かれているので人間関係の構築の仕方がわかります。嫌なキャラもいますが、基本のほほんとしていて抵抗も少ないと思います」
気になるTOP3は？
3位 『GTO』
藤沢とおるさんの同名漫画を原作にしたドラマ。『GTO』とは「Great Teacher Onizuka」の略で、教師・鬼塚英吉(反町隆史)が学校の問題を破天荒に解決していくストーリー。2024年この春にスペシャルドラマ『GTOリバイバル』が放送され、話題を呼んだのも記憶に新しいのではないでしょうか。
選ばれた理由：「本当に自分のことを想ってくれている人は必ずしも優しいだけの言葉をかけてくれる人ではなく、時には厳しく突き放して、厳しい言葉をなげかけてくれる人なのだということを学んだからです」
2位 『ドラゴン桜』
三田紀房さんの同名漫画を原作にしたドラマ。第1期が2005年に、その15年後を描く第2期が2021年に放送されました。元暴走族の弁護士・桜木建二（阿部寛）を主人公とし、経営破綻状態となった高校の進学実績を上げるために奮闘する物語。桜木が生徒たちだけでなく、教師たちにも大きな影響を与えていくさまが描かれています。
選ばれた理由：「受験だけでなく、人生で勝ち抜くためにはどうすればいいか、社会で生きていくための厳しさを教えてくれるドラマ。それぞれの生徒が抱えている問題をどう解決していくか、人生についての考え方が学べる」
1位 『3年B組金八先生』
1979年から2011年までの32年間、断続的に放送されてきた人気シリーズ。中学の国語教師・金八先生こと、坂本金八（武田鉄矢）が生徒たちの抱える問題に立ち向かい解決していく学園ドラマ。
選ばれた理由：「大人と思春期の子どもは、水と油のような関係ですが、信じ切ることで心が通じ合う希望を学びました。年頃の子どもを持つ親であれば学ぶことが多いです。また、大人同士、同じ職場内でも真剣さで人間関係を良くしてくれる勇気をもらえます」
「ドラッグなど、さまざまな問題を抱えた生徒が金八先生の影響で変わっていく様子やそれを克服する生徒の葛藤シーンが描かれているので、自分も人間関係について考えようと思ったからです」