【こちらもおすすめ】「車内に子ども置き忘れ」は誰にでも起こりうる。神経科学者が教える予防方法
日々暑さが増し、海やプールが恋しくなる季節がやってきた。学校によっては6月から水泳授業が始まるところもあるだろう。
そこで知っておきたいのが、子どもの水着を選ぶ際の注意点だ。アメリカでスイミングインストラクターをしているニッキー・スカナッティさんが2023年にTikTokに投稿したでは、子どもに青い水着を買わないよう保護者に呼びかけている。
スカナッティさんは、実演用に購入したという水色の水着を着てプールで泳ぐ娘の動画をシェアし、「水中でどれだけ見づらいか見てください」と指摘。
「しかも、これは穏やかな水面での話です。たくさんの子どもたちが遊んで水しぶきを上げているプールではありません」
「日が当たっている場所でも、この水着は周りの環境(この場合はプール)と同じ色だから見つけにくいんです。だから青の水着は買わないでください」と注意を促した。
視聴者の中には元ライフガードや現役ライフガードが複数いたようで、「どんな色合いの青も、そしてパステル調の明るい色全般も見えにくい」「特にプールが混雑している時は、明るい色の方が分かりやすい」などとコメントした。
また、プール会社で勤務しているという人はさらに厳しく、青、紫、そして暗い色の水着は影に見えるから良くないと述べ、「明るい色に限る」とアドバイスした。
Advertisement
スカナッティさんは「調査によると、ネオンカラーが一番良いとされていますが、赤、オレンジ、黄色も安全でしょう」と述べている。
子を持つ親も、そうでない人も、水着の色と安全性の関係について今まで考えもしなかったと、このアドバイスに感謝しており、一部には、青の水着を最近買ったがもう使わないと言う人もいた。
またある親は、ネオンカラーの水着が子どもの命を救ったことを明かした。「蛍光色が息子の命を救ったんです。彼は濁った水の中に潜っていましたが、緑のパッチだけが見えて、すぐに彼をつかむことができたんです」
Advertisement
今後、子どもに水着を買う際には、ネオンカラー、赤、オレンジ、または黄色が一番見つけやすいと覚えておこう。
ハフポストUK版の記事を翻訳・編集しました。
2023年5月18日に配信した記事を加筆・修正しました。