アメリカ・ペンシルベニア州で7月13日に開かれていたトランプ前大統領の選挙集会で、銃声のような大きな破裂音が鳴り響き、トランプ氏が耳を抑えて地面に伏せた。
トランプ氏は頭から血を流しているように見え、その後拳を振り上げながら、シークレットサービスにステージ裏にあった車に誘導された。
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現場にいた共和党議員は、銃声音は8〜10発聞こえたと伝えている。銃声音のあと観衆からは悲鳴が上がった。
また、トランプ氏が車へと向かう間、会場からは「U.S.A!」という歓声があがった。
バトラー郡のリチャード・ゴールディンガー地方検事によると、銃撃で少なくとも1人の観客が死亡し、もう1人が重体になっている。犯人と思われる人物も死亡したという。
AP通信によると、警察はこの銃撃事件を暗殺未遂として捜査している。
トランプ陣営広報のスティーブン・チャン氏は声明を発表し、トランプ氏は「問題ない」と述べた。
「トランプ大統領は、この凶悪な行為に迅速に行動した警察と救急隊に感謝している。彼は問題なく、地元の医療施設で検査を受けている。詳細は追って発表する」
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バイデン大統領は声明で、トランプ氏が「無事で元気だと知り、感謝している」と述べた。
「彼と彼の家族、集会に参加していたすべての人のために祈りながら続報を待つ。またジルと私は、シークレットサービスが彼を安全な場所に誘導したことにも感謝しています。アメリカでこのような暴力は許されない。私たちは1つの国家として団結し、非難しなければならない」
ハフポストUS版の記事を翻訳しました。