インド・デリー郊外の村で「奇妙な水」が確認され、住民たちを悩ませている。
インディアン・エクスプレスなどによると、ピーラガルヒ村の約50軒の民家で、蛇口をひねるたびに真っ青な水と泡が噴き出る現象が報告されている。
汚染源については現時点でほとんど明らかになっておらず、住民たちは地元当局の不作為を非難している。
村の周辺には多くの化学工場やデニム製造工場があり、住民たちはこれらの工場の排水処理が不適切であることが原因だと主張している。
住民のManish Kumarさんは、「過去4カ月間にわたり、私たちは汚い水の問題に直面していました。ですがここ2週間で、蛇口から流れる水は目に見えて汚染され、青くなっています」と述べた。健康被害を訴える住民もいるという。
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デリー公害対策委員会によると、デニム染めは特定の工業地域でのみ許可されており、ピーラガルヒはその対象外の地域。
インディペンデントは「現在、調査中」とする現地の行政責任者のコメントを報じている。この行政責任者は、給水ラインのメンテナンスの責任者や、当該地域で違法に操業しているデニム工場に対して何らかの処分が下されたかどうかについては明言しなかったという。
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