トランプ大統領、政権移行を認める。しかし「これはアメリカを再び偉大な国にするための闘いの始まりだ」

支持者らによる連邦議会の暴動から数時間。トランプ大統領が任期終了を認める声明を発表した
支持者にスピーチするために姿を見せたトランプ大統領(2021年1月6日)
支持者にスピーチするために姿を見せたトランプ大統領(2021年1月6日)
ASSOCIATED PRESS

自身の支持者らが連邦議会に侵入し暴動を起こしてから数時間後の1月7日早朝、トランプ大統領は自らの任期終了を認める声明を発表した。

トランプ氏は、ホワイトハウス首席補佐官代理のダン・スカヴィーノ氏のTwitterを通して声明を投稿。1月20日に「規則に従った政権移行をする」と約束した。

ちなみにトランプ氏のTwitterアカウントは、暴力を煽るような投稿をしたとしてTwitter社に凍結されている

「ドナルド J.トランプ大統領による声明です。“選挙の結果には私は到底同意できない。しかしそれでも、1月20日には規則に従った政権移行を行う」

「私はすでに、我々は合法な票だけが数えられるための闘いを続けると述べた。これで大統領の歴史の中で最も素晴らしい私の1期目が終わることになる。しかしこれはアメリカを再び偉大な国にするための闘いの始まりだ!”」

この声明が発表される少し前に、連邦議会がジョー・バイデン氏の次期大統領就任を確定させていた。

トランプ氏支持者らによる暴動が発生したため、大統領選挙の結果を確定する連邦議会の合同会議は中断した。しかし議員らは議事堂に戻り大統領選の結果を確定させた。

暴動の前に、トランプ氏が支持者らに対して議事堂に向かうよう呼びかけていた。

また暴動発生後には「平和的に」と呼びかけたものの、選挙で不正が起きているという主張は変えなかった。

ハフポストUS版の記事を翻訳しました。

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